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2018/06/28 11:09

▼ ぼたなすってどんな野菜



日南(ひなた)でしか採れない、伝統野菜のぼたなす。

このナスの特徴は何といっても、トロトロにとろける食感。焼きナスはスプーンですくって食べれるほどにやわらかです。料理をするときも、他のナスと比べてすぐに火が通ります。

そして、もうひとつの特徴は、どデカい実。特にその年はじめに成る “一番成り” のぼたなすは、なんと500g以上の重さになるものも!収獲すれば思わず写真に撮ってみんなに見せたくなるほどです。

▼ ぼたなすの収穫シーズン

ぼたなすの収獲シーズンは夏。7月頃から、一番遅いもので10月くらいまで収穫できます。

採れはじめのナスは皮がやわらかく、実も大きいのでおいしくおすすめです。でっかいぼたなすが食べたいのなら、その株で最初に採れる、一番成りを狙いましょう。子どもの顔ほどに大きいぼたなすは、一番成りのものだけ。貴重な一品です。



▼ 起源は不明?地域で古くから守り、受け継がれてきた伝統野菜

ぼたなすは日南(ひなた)地区で昔から育てられてきた伝統のナスです。地元のご年配の方々に聞いても、自分が小さい頃からあったというので、起源ははっきりとしません。

ナスは同じところに違う品種を栽培すると、交配してしまうため、日南地区では他の品種のナスを栽培していません。伝統野菜であるので、来年用の種も自分たちで採ります。こうして地域で守られ受け継がれてきたのがこのぼたなすです。


ぼたなすを育てる上で大変なのは、台風や強風への対策です。
室戸は「台風銀座」とも呼ばれた、非常に台風の多い土地です。また、日南地区には普段から、川筋から強風も吹いています。

ぼたなすは実も大きいけれど、葉もすごく大きいのです。この大きな葉が風にあおられ、折れてしまうと、株には大ダメージです。そのような風の被害を少しでも防ぐため、ぼたなすを栽培するときには、防風ネットの柵を立てて守ります。

▼ ぼたなすの美味しい食べ方

ぼたなすの食べ方で一番おいしいのは何といっても「焼きナス」
地元の「土佐備長炭」でじっくり焼き上げたものは格別です。素材の味そのままでぺろりと平らげてしまいます。

わざわざ炭をおこすのは大変って時には、家庭のトースターや魚焼きグリルでも簡単に調理できます。



▼ ぼたなすの成長記録


各家庭で種を蒔き、芽出しした苗を畑に植えます。




苗が成長し、花が咲くと、まもなく小さな実がつきます。